忍者ブログ
noriとdoriは10年勤めた会社を辞め、世界一周旅行”コテコテ世界建築探訪”に旅立ちました。   ⇒ 約4か月かけて33都市を探訪。2007.11末に帰国しました。 現在は、旅を回想中・・・
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

設計:ミース・ファン・デルローエ
竣工:1968年

建築家の三大巨匠のひとりミースの作品を見学してきました!

ミースは、ユニバーサルスペースという手法の作品をいくつか残しています。
その作品の一つがこちらになります。
ユニバーサルスペースとは、どのような用途にでも耐えうる空間という主旨で、
設計が行われ、多くの作品で、柱を最小限にし、それを実現しています。

ユニバーサルという言葉は、最近では、ユニバーサルデザインとして、
「だれでもトイレ」などで聞いた事があるかと思います。

この建築家の作品は、ほとんどが直線で構成されているのですが、
どこかしらから、暖かみを感じるようになっています。
それがどこからなのかは、まだ理解できていませんが・・・
分かるようになる日が来るよう、ひび勉強です。



特に独特な形状ではないのですが、ものすごい存在感のある建築です。


鉄とガラスと直線での構成なので冷たくなりそうな感じなのですが、
そこか哀愁漂うと感じるのが不思議です。


美術館として利用されていて、主な機能は、地下部に収容されているようです。
PR
ベルリン滞在中は、ホステルからの移動は主に地下鉄を利用しました。
ベルリンからウィーンへの移動の前日は、移動日の混雑状況確認のため、
前日の同時刻に通勤ラッシュの確認も行いました。
(我々の移動日は、大型のバックパックと小型の手荷物のため、
 混雑状況次第では、時間変更などの検討が必要だったので念のため行いました)
 当日は、通勤ラッシュって何?というぐらい問題ありませんでした。)
うる覚えですが、朝は5時頃に始発があったかと思います。

ベルリンでは、地下鉄も改札は無く、突然の抜き打ち私服車内検札がありました。
改札での混雑はないので、混雑緩和にはいいシステムかと思います。

地下鉄ホームへの入り口は、割と洒落たデザインが採用されていました。
左写真の柱の上部には、コンドル?の像が鎮座していました。
右・・・我々のホステル近くの地下鉄駅


地下鉄の車両は、黄色で、車両は年期あるものがほとんどです。歴史の深さを感じます。
ホームのデザインも、こだわりが感じられます。
欧州の方々の空間へのデザインに対しての意識の高さを感じます。
地下鉄ホームだと、無機質な空間になってしまいそうですが、
デザインを加える事で、落ち着きや、楽しさを加えている印象を受けます。


(おまけ)
昨今、建築業界でよく見かけるようになってきた、屋上緑化や壁面緑化。
そういえば、アイビーを建物に張り巡らすというのは、立派な壁面緑化では?!
こちらのアイビーは美しく色づいていました。
壁面緑化や屋上緑化が進んで行く究極の先は、森や林に近い状態になるのでは??
と最近よく考えています。
DZ銀行を探訪した帰路で、不思議な建築物を発見しました!
黒い固まりが雑然なのか整然なのか、そこに存在してました。

昔、ゲームであった、I.Q.(インテリジェントキューブ)がこんなイメージでしょうか。
中に入って行くと、人が通れるほどの通路があって、通路には勾配が付いていて、
奥へ行けば行くほど深くなって行く所があったり、やたらと低いブロックがあったりと、
巨大な迷路のような空間となっていました。

往訪時は、建築雑誌で見かけた事があるなという程度の情報誌か持ち得なかったのですが、
帰国後に調べた所、追悼記念碑で、建築家が設計に携わっているという事でした。
ナチス時代に殺害された方々を慰霊するために建築されたようです。

我々は隅っこの一部を探索しただけだったのですが、かなりの規模のもののようです。
追悼の記念碑ではあるのですが、人々が寄り添う事も出来、
また、奥の深い所へ行って、当時の社会状況を深く考える事も出来たりと、
利用する側の考えると言う行為を思い起こさせる空間となっていました。
ただ四角が並べられて、高さの変化がつけてあるだけではあるのですが・・・
簡単そうではあるのですが、なかなか思い浮かばないアイデアと思います。


歩いていると、唐突に視界が広がるのでよく見ると、四角い物体が横たわっていました。


何となく惹き込まれるような雰囲気を持っている印象を受けます。


奥へ入って行くと、自分の背丈より高い四角となっています。


(左)犬の目線だとこんな感じに見えるのだと思います。
ドイツでのユーロ硬貨にも描かれているブランデンブルグ門の側にあるDG BANK(銀行)
外観は、重厚なつくりとなっているので、銀行的な印象なのですが、
中に一歩足を踏み入れると、想像を超える吹抜け空間が広がっていました。
建築家(フランク・O・ゲーリー)の作品独特の曲線を用いた空間です。
ロサンゼルスのディズニーコンサートホールも彼の作品です。
ビルバオ(スペイン)のグッゲンハイム美術館も見応えがありました。
街の雰囲気をがらりと変えるとても影響力のある作品で、
個人的には好きな建築家の一人です。


左:左奥にそびえ立つのは、ドイツ連邦議会議事堂。
中:これが、ブランデンブルグ門。重厚な面持ちの凱旋門です。
右:周辺の建築群も比較的新しい建物のようです。


周辺の様子。


こちらがDG BANKの建物。わりとシンプルな外観となっています。


中に入ってみると、彼の作品によく登場する造形が横たわっていました。
何とも言えない空間構成に一瞬呆気にとられてしまいました。
(中の雰囲気は動画にて確認していただくとより分かり易いかと思います。)
(動画は、下部にアップしております)






ベルリン中心街にある百貨店に行ってきました。

設計:ジャン・ヌーヴェル(Jean Nouvel(フランス))
竣工:1996年

フランスの建築家のジャン・ヌーヴェルの作品。
安藤忠雄氏との親交もある著名建築家の一人で、電通本社ビルも彼の作品の一つです。
あまり関係ないですが、その百貨店の近くでは今話題のH&Mがありました。
ヨーロッパを探訪しているときに、どの街でも見かけた宣伝でした。
いずれ日本に来るだろうと思っていたのですが(来る前にそう感じました!本当です!)
いまでも銀座界隈に賑わいをもたらしていると聞きます。


ここからが、ギャラリー・ラファイエットです。
ジャン・ヌーヴェルの作品は、ひとことでいうとすると機械的な建築ではないかと思います。
フランス(パリ)にあるアラブ世界研究所があまりにもハイテクな建築だったので、
それのイメージが強すぎて、そう感じるのかもしれません。
その作品は、空間への光を取り入れる機能を、機械的に行っているからです。
こちらの外観も、一見すると、動き出しそうな印象を受けました。


右写真の正面玄関を見るまでは、百貨店とは思えない印象の建物です。


この建物は、内部に入ると驚かされます。
内部には、円錐の吹抜けがあって、頂上から最下部まで吹抜けで繋がれています。


最上部分から光を取込んで、最下部まで光を送り届けているような空間構成となってます。
1階より下部は、逆円錐の状態で、奥まで見渡せるので、不思議な感覚です。
なんとなく、惹き込まれるような印象を受けます。


外観とのギャップが、この建築をよりオモシロい物にしているのかと感じました。
外見より中身で勝負!なのですが、外見にもこだわりがあって、魅力的でした。
多少、機械的な印象なので、個人的には、これに自然を取り入れて欲しいと思います。


(おまけ)
近隣のビル群です。
各ビルとも、表層に工夫を凝らして、街並を形成しようとしている感じを受けました。
でも、中世ヨーロッパの建築群のような暖かみはまだ形成されていないようです。
CALENDER
02 2024/03 04
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
amazon.co.jp
 世界一周時に使用した本の紹介です。  amazonのページが開きます。
COMMENT
[01/06 DORA-TAMU]
[01/04 やまもとりょう]
[04/21 山葵]
[07/16 澤山士行]
[03/31 yac]
TRACK BACK
PROFILE
HN:
noridoridon
性別:
非公開
LOCAL SEARCH
ブログ内の検索が出来ます
BAR-CODE
COUNTER
AROUND THE WORLD
BLOG RANKING
にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ  にほんブログ村 海外生活ブログ 全世界情報ブログへ にほんブログ村 旅行ブログへ にほんブログ村 旅行ブログへ
NINJA







忍者ブログ [PR]

Designed by A.com